ふわふわの皮とたっぷりのクリームが魅力のシュークリーム。大人が食べていると、お子さんも興味津々で手を伸ばしてくることがありますよね。「甘すぎるかな?」「アレルギーは大丈夫?」と心配になるママ・パパも多いはず。実は、シュークリームは離乳食完了期を過ぎた頃から少しずつ楽しめますが、デビューにはいくつかの注意点があります。今回は、シュークリームを食べ始められる年齢の目安や、安心してあげるためのポイント、子どもと一緒に楽しめるおすすめ商品についてご紹介します。
シュークリームは何歳から?結論は「1歳半以降を目安」に慎重に進めると安心
シュークリームを食べさせる年齢の目安は、離乳食が完了する「1歳半頃から」とされています。ただし、これは「大人と同じものをまるごと食べて良い」という意味ではありません。シュークリームには砂糖や脂質が多く含まれているため、消化器官が未熟な子どもにとっては負担になることがあります。まずはごく少量を、体調の良い時に試すことから始めましょう。3歳頃までは「おやつの特別な楽しみ」として、量や頻度を大人がコントロールしてあげることが大切です。
生クリームよりカスタードのほうが始めやすい
シュークリームの中身には、主にカスタードクリームと生クリーム(ホイップクリーム)の2種類があります。初めてあげるなら、卵と牛乳を加熱して作られた「カスタードクリーム」がおすすめです。植物性油脂や添加物が多くなりがちなホイップクリームに比べ、カスタードは栄養価が高く、加熱されているため消化もしやすい傾向にあります。とはいえ、どちらも砂糖はたっぷり使われているので、クリームの量は控えめにすることをお忘れなく。
卵と乳のアレルギー確認が先に必要になりやすい
シュークリームは、その名の通り「卵」「乳」「小麦」という3大アレルゲンを主原料としています。特にカスタードクリームは卵を多く使うため、卵アレルギーの心配がある場合は注意が必要です。シュークリームで初めて卵や牛乳を試すのではなく、すでに食事で卵焼きや牛乳を摂取し、アレルギー反応が出ないことを確認できてからあげるのが鉄則です。万が一に備えて、平日の午前中など病院が開いている時間に試すと安心です。
甘さが強いので量はひと口からが無難
市販のシュークリームは、大人でも満足できるようしっかりと甘く作られています。小さな子どもが1個まるまる食べてしまうと、糖分の摂りすぎで血糖値が急上昇したり、味覚形成に影響を与えたりする可能性があります。最初は「皮をメインに、クリームを少しつける」程度のひと口から始めましょう。1個を親子でシェアするか、ミニサイズのプチシューを活用するなど、物理的に量を制限する工夫が効果的です。
衛生面のため当日中に食べ切りたい
クリーム類は水分が多く、栄養も豊富なので雑菌が繁殖しやすい食品です。特にカスタードクリームや生クリームは傷みやすいため、購入したら「消費期限に関わらず当日中に食べる」ことを心がけましょう。食べかけを冷蔵庫に戻して翌日あげるのはNGです。子どもの胃腸はデリケートなので、常に新鮮なものをあげるよう意識してください。常温で長時間持ち歩いたものも避けたほうが無難です。
子どもと一緒に楽しみやすいおすすめシュー系おやつまとめ
「これならあげやすい!」と思える、サイズ感や成分に配慮されたおすすめのシュークリーム商品をピックアップしました。
| 商品名・メーカー | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|
| モンテール 牛乳と卵のシュークリーム | 定番のカスタードシュー。素材の風味が良く、スーパーで手軽に買える安心感が魅力。 | 公式サイトを見る |
| アンデイコ プチシュー(各種) | ひと口サイズのミニシュー。1個が小さいので量の調整がしやすく、小さな手でも持ちやすい。 | 公式サイトを見る |
| シャトレーゼ 糖質カットのシュークリーム | 糖質を大幅にカットした冷凍シュー。甘さ控えめで、子どもやダイエット中のママにも嬉しい。 | 公式サイトを見る |
| コープなど 冷凍ミニシュークリーム | 食べたい分だけ解凍できる冷凍タイプ。保存料などを気にする方にも冷凍は添加物が少なめで安心。 | 商品情報を見る |
| サンラヴィアン シューラスク | シュー皮を焼いたサクサクのお菓子。クリームがないので、皮の食感だけ楽しみたい時に最適。 | 公式サイトを見る |
| ヒロタ オリジナルシュークリーム | 小ぶりなサイズ感の老舗シュークリーム。4個入りで家族みんなでシェアしやすい。 | 公式サイトを見る |
カスタードシュー(シンプルで選びやすい)
モンテールなどのスーパーで買える定番のカスタードシュークリームは、原材料がシンプルで加熱工程もしっかりしているため、比較的安心してあげられます。「ホイップ&カスタード」のダブルクリームよりも、黄色いカスタードだけのタイプを選ぶと、より卵と牛乳の素材感を活かした味わいになります。まずはここからスタートするのが王道です。
プチシュー(少量で調整しやすい)
1袋に10個〜12個ほど入っているプチシューは、デビューに最適のアイテムです。1個あたりのクリーム量が少なく、子どもの小さな口でも食べやすいため、口の周りがベタベタになりにくいのもメリット。「今日は2個だけね」と数を決めてあげやすく、食べすぎ防止の管理が楽にできます。
ホイップなしシュー(甘さ控えめを選びやすい)
最近はコンビニスイーツなどで「クリームたっぷり」が流行りですが、子どもには逆効果です。あえてクリームが少なめの昔ながらの商品や、カスタードのみの商品を選びましょう。もしクリームが多い場合は、スプーンで大人がすくって食べてしまい、子どもには「皮と、少し残ったクリーム」を渡すという裏技もアリです。
シュー皮だけ(クリーム少なめで試しやすい)
「シュー皮(パフ)」だけを楽しめる「シューラスク」や、製菓材料として売られている「シューケース」も選択肢のひとつです。サクサクとした食感と卵の風味が楽しめ、クリームによる糖質や脂質の心配がありません。手作り用の皮を買って、甘さ控えめのヨーグルトやバナナを挟んであげれば、ヘルシーな特製シュークリームになります。
冷凍ミニシュー(食べる分だけ解凍できる)
コープや業務スーパーなどで売られている冷凍のプチシューは、保存料などの添加物が控えめなことが多く、賞味期限を気にせずストックできるのが強みです。食べる15分ほど前に出せば半解凍の「シューアイス」としても楽しめ、クリームが垂れにくいので汚れ防止にもなります。必要な分だけ取り出せるので、無駄がありません。
低糖質・甘さ控えめシュー(大人とシェア向き)
シャトレーゼなどで販売されている「糖質カット」のシュークリームは、食物繊維などを使って糖質を抑えています。人工甘味料が使われている場合もあるので成分表示の確認は必要ですが、砂糖の過剰摂取を避けたい場合には有効な選択肢です。甘さがマイルドなので、大人がダイエット中に食べるついでに、少し取り分けてあげるのに丁度よいでしょう。
いつから食べるか迷ったときのチェックポイント
「そろそろあげてみようかな?」と思った時に、最終確認してほしいポイントをまとめました。これらをクリアしていれば、トラブルのリスクを減らして楽しく食べられます。
卵と乳が単品で問題ないか確認しておく
シュークリームは「隠れアレルゲン」ではありません。卵と乳が主役のお菓子です。必ず、普段の食事で卵(全卵)と牛乳を問題なく摂取できていることを確認してください。もし「卵白はまだ試していない」「牛乳でお腹がゆるくなる」という場合は、シュークリームデビューはまだ早いです。焦らず、食事での耐性を確認してから進みましょう。
体調が良い日の昼に少量から試す
初めて食べる食材や、脂質の多いお菓子は、体調が万全な時にあげるのが基本です。風邪気味の日や、お腹の調子が悪い日は避けましょう。また、万が一アレルギー反応や消化不良が起きても対応できるよう、病院が開いている平日の昼間(おやつの時間)に試すのがベストです。夜にあげると、寝ている間の異変に気づきにくくなります。
クリーム量を減らして口どけを優先する
市販のシュークリームはクリームがぎっしり詰まっていることがありますが、子どもには多すぎます。皮をちぎって、クリームを少しずつつけてあげる「ディップスタイル」なら、量の調整が簡単です。また、シュー皮は唾液を吸うと口の中で貼り付きやすいので、お茶や牛乳などの水分を一緒に用意し、喉に詰まらせないよう見守ってあげましょう。
食後の歯みがきやうがいでケアしやすくする
シュークリームは糖分が多く、皮が歯にくっつきやすいため、虫歯のリスクが高いお菓子です。食べた後は必ずお茶や水を飲ませて口の中を流すか、仕上げ磨きをしてあげましょう。「美味しいものを食べた後は、きれいにする」という習慣をつける良い機会にもなります。
シュークリームは少量から様子を見れば家族で楽しみやすい
1歳半を過ぎたら、選び方と食べさせ方を工夫することで、シュークリームは家族みんなで楽しめるおやつになります。まずはプチシューやカスタードタイプから、ほんのひと口の「甘い幸せ」をシェアしてみてくださいね。
