みかん缶詰のシロップは体に悪い?糖分の量と健康的に楽しむ食べ方のコツ

手軽にフルーツが食べられる便利な「みかん缶詰」。昔ながらの甘い味わいは、風邪を引いた時やおやつの定番として親しまれています。しかし、シロップの甘さから「体に悪いのでは?」「太りそう」と心配になることも。実は、シロップの成分や正しい食べ方を知れば、健康的に楽しむことができます。今回は、みかん缶詰のシロップの秘密や、安心して食べられるおすすめ商品をご紹介します。

目次

みかん缶詰のシロップは体に悪い?気になるのは「糖分の量」と「食べ方」

みかん缶詰が「体に悪い」と言われる最大の理由は、シロップに含まれる糖分の量にあります。シロップは、みかんの酸味を和らげ、保存性を高めるために砂糖やブドウ糖果糖液糖を使用しています。そのため、生のみかんに比べてカロリーが高くなりやすく、何も考えずにシロップまで飲み干してしまうと、糖質の過剰摂取につながる可能性があります。しかし、シロップの役割や成分を正しく理解し、摂取量をコントロールすれば、決して危険な食べ物ではありません。ここでは、健康への影響と上手な付き合い方について解説します。

シロップは砂糖入りなので糖質が増えやすい

みかん缶詰のシロップは、基本的に「砂糖」や「異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)」を水に溶かして作られています。製品によっては、みかん本来の果汁が溶け出しているものもありますが、ベースはあくまで砂糖水です。そのため、生のフルーツを食べる感覚でシロップまで全て飲んでしまうと、角砂糖数個分に相当する糖分を一度に摂取することになります。特に「ヘビーシロップ(濃厚)」と書かれたものは糖度が高く、血糖値を急上昇させる原因になりやすいため、ダイエット中や糖質制限をしている方は注意が必要です。

果物でも食べすぎるとカロリーが上がりやすい

「果物はヘルシー」というイメージがありますが、缶詰の場合はシロップ漬けにされているため、生のみかんよりもカロリー密度が高くなります。みかんそのものにも果糖が含まれていますが、缶詰にすることでさらに糖分が追加されるため、同じ量を食べたとしても摂取カロリーは倍近くになることもあります。ビタミンCなどの水溶性ビタミンも、加熱殺菌の工程である程度失われていることが多いため、「フルーツだからいくら食べても大丈夫」と油断して食べ過ぎると、カロリーオーバーを招き、肥満の原因になることがあります。

缶詰は保存性のために加熱されている

缶詰は長期保存を可能にするため、製造工程で加熱殺菌が行われています。この過程で、生の果物に含まれる酵素や一部の熱に弱いビタミン類は減少してしまいます。また、みかんの薄皮を溶かすために酸やアルカリを使用する工程(ケミカルピーリング)を経ているものも多く、これが「体に悪い」というイメージにつながることもあります。ただし、国内で製造されている缶詰は厳格な安全基準をクリアしており、残留薬品の心配はほとんどありません。あくまで「生の代替品」ではなく「加工食品」として捉えることが大切です。

シロップを切れば負担を減らしやすい

糖分やカロリーが気になる場合、最も簡単な対策は「シロップをしっかり切る」ことです。シロップを捨てるだけで、糖質の摂取量を大幅に減らすことができます。ザルにあけて水気を切ったり、キッチンペーパーで軽く拭き取ったりするだけで、果肉本来の味を楽しみつつ、余分な甘さをカットできます。残ったシロップは料理の甘み付けや、寒天ゼリーの材料として再利用することもできますが、直接飲むのは避けたほうが賢明です。少しの手間で、体への負担をぐっと減らすことができます。

使いやすくて人気のみかん缶詰おすすめまとめ

スーパーやコンビニで見かける定番商品から、こだわりの国産品まで、おすすめのみかん缶詰をピックアップしました。シロップの種類や産地、容量などを比較して、自分の好みに合った一品を見つけてみてください。

はごろもフーズ みかん(シラップづけ)

「朝からフルーツ」シリーズでおなじみの、はごろもフーズの定番商品です。手に入りやすく、価格も手頃なのが魅力。みかんの粒が揃っており、デザート作りやお弁当の彩りにも使いやすいです。独自製法で甘さを抑えた「甘みあっさり」タイプなど、ラインナップも豊富です。

特徴詳細
内容量190g〜
産地中国、日本など(商品による)
シロップライトシロップなど
公式サイトはごろもフーズ 商品情報

伊藤食品 みかん缶詰(国内製造)

「あいこちゃん」ブランドで知られる伊藤食品は、素材の味を大切にするメーカーです。国産のみかんを使用した缶詰は、果実の風味が豊かで、シロップも上品な甘さに仕上げられています。食の安全にこだわる方や、子供のおやつとしても安心して選べるクオリティの高さが特徴です。

特徴詳細
内容量商品により異なる
産地日本(国産)
こだわり素材本来の味を重視
公式サイト伊藤食品 公式サイト

天長食品 みかん(ライトシロップ)

愛知県に本社を置く天長食品のみかん缶詰は、程よい甘さの「ライトシロップ」が特徴です。くどすぎないさっぱりとした味わいで、そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやサラダのトッピングにも最適です。サイズ展開も豊富で、用途に合わせて選べます。

特徴詳細
内容量312g(5号缶)など
産地中国など
シロップライト
公式サイト天長食品工業 製品情報

いなば みかん(シロップ漬け)

「いなばのタイカレー」などで有名ないなば食品。缶詰製造の長い歴史と技術を持ち、安定した品質が魅力です。みかん缶詰においても、果肉の食感を残しつつ、甘すぎない絶妙なシロップ漬けを実現しています。ブランドへの信頼感から選ぶ人も多い商品です。

特徴詳細
内容量商品により異なる
特徴信頼のブランド品質
シロップシロップ漬け
公式サイトいなば食品 商品一覧

K&K 国分 みかん(シラップづけ)

「にっぽんの果実」シリーズが人気のK&K(国分)。特に愛媛県産の「真穴(まあな)みかん」を使用した缶詰は、高級感のある味わいが評判です。シロップには高級和菓子にも使われる「白ざら糖」を使用しており、果実の香りを引き立てる上品な甘さが楽しめます。

特徴詳細
内容量190g
産地日本(愛媛県など)
こだわり白ざら糖使用、ブランドみかん
公式サイトK&K 国分グループ本社

業務用 みかん缶詰(大容量・製菓向け)

ケーキ作りやパーティーなどで大量に使いたい時に便利なのが、業務用の大容量サイズです。1kg以上のサイズが一般的で、コストパフォーマンスは抜群。シロップごとゼリーにしたり、フルーツポンチにしたりと、惜しみなく使えるのが最大のメリットです。

特徴詳細
内容量850g〜3kgなど
用途製菓、大量消費
コスパ非常に高い
リンクAmazon・楽天で探す

みかん缶詰を安心して楽しむコツと選び方

みかん缶詰は、選び方と食べ方を少し工夫するだけで、健康への懸念を払拭し、より美味しく楽しむことができます。糖分を抑えつつ、みかんの栄養や美味しさを最大限に引き出すための4つのポイントをご紹介します。

まずはシロップを切って果肉中心で食べる

前述の通り、シロップには多くの糖分が含まれています。食べる際は、ザルなどでしっかりとシロップを切り、果肉だけを器に盛るようにしましょう。これだけでカロリーを大幅にカットできます。シロップを完全に捨ててしまうのがもったいない場合は、水や炭酸水で割ってジュースにするなど、濃度を薄めて楽しむのも一つの方法ですが、基本的には「果肉を食べるもの」と割り切るのが健康への近道です。

「ライトシロップ」表記は甘さ控えめになりやすい

缶詰のラベルには、シロップの糖度に応じた区分が記載されています。「ライト(糖度14%以上18%未満)」や「エキストラライト(糖度10%以上14%未満)」と書かれたものは、比較的甘さが控えめで、カロリーも低めです。逆に「ヘビー」は糖度が高いため、避けたほうが無難です。購入する際は、パッケージの表示を確認し、できるだけ糖度の低いものや「甘さ控えめ」と謳われている商品を選ぶようにしましょう。

ヨーグルトや寒天と合わせると満足感が出やすい

みかん缶詰を単体で食べると、つい量が欲しくなってしまいますが、無糖のヨーグルトや寒天と組み合わせることで、ボリュームと栄養価をアップさせることができます。ヨーグルトの酸味がシロップの甘さを中和し、さっぱりと食べられるだけでなく、タンパク質やカルシウムも同時に摂取できます。また、寒天で固めてゼリーにすれば、食物繊維も摂れて腹持ちが良くなるため、ダイエット中のおやつとしても最適です。

1回量は小鉢1つ分くらいを目安にする

いくら工夫しても、食べ過ぎれば元も子もありません。1回に食べる量は、小鉢1つ分(みかん約5〜6房、50g程度)を目安にしましょう。缶詰を開けたら、保存容器に移し替えて冷蔵庫に入れ、数回に分けて食べる習慣をつけることが大切です。「1缶全部食べる」のではなく、「食事のデザートとして少し添える」くらいの感覚で取り入れると、糖質の過剰摂取を防ぎながら、長く楽しむことができます。

みかん缶詰はシロップとの付き合い方で楽しみやすくなる

みかん缶詰は、シロップの糖分さえ気をつければ、手軽にフルーツを楽しめる便利な食品です。シロップをよく切り、ライトタイプを選んだり、ヨーグルトと合わせたりすることで、体への負担を減らしながら美味しく味わうことができます。保存食としても優秀なので、正しい知識を持って、日々の食卓に上手に取り入れてみてください。

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この記事を書いた人

お菓子が大好きで、気分に合わせて「今日はどれにしよう」と選ぶ時間まで楽しんでいます。和菓子の繊細な季節感も、洋菓子のときめく華やかさも、駄菓子のわくわくする懐かしさも、それぞれに魅力がありますよね。手土産選びやみなさんの毎日のお菓子時間がもっと楽しくなる甘い話題をたっぷりお届けします。

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